2013年11月 問2の解き方

次の表は、平成22年度の都道府県別の高等学校数のデータである。

(1)上記の高等学校数の一の位を四捨五入し、そのデータについて幹葉図を作成した。

これは、幹葉図から「平均値」「中央値」「最大値」を求める問題ですね。

・平均値は、すべての値を足して都道府県数で割れば答えが出ます。
・中央値は、3)4)4)4)5)・・・(2(4(7(1(4のように、最小値と最大値を1つずつカッコで区切っていき、最後の中央部分に残ったのが中央値となります。
・最大値は、幹葉図の一番下に書かれている値です。この問題でのポイントは、左の位が「百の位」ということです。4|4は、44ではなく、440なので注意してください。

よって、答えは「Ⅱ」となります。

(2)高等学校数について表に基づくヒストグラムを作成した。最も適切なヒストグラムを次の①~⑤のうちから一つ選べ。ただし、ヒストグラムの階級は、0校以上50校以下、51校以上100校以下、101校以上150校以下、・・・のように設定した。

データから正しいヒストグラムを選択する問題ですね。

この問題は消去法で考えましょう。早い段階で2つのヒストグラムに絞り込むことができます。

・まず、最小値を比較してみましょう。幹葉図から0校以上50校以下の度数を数えると(3444555555)←10都道府県です。①④⑤は度数が異なるので消去できますね。
・次に、②と③の差が大きな部分を比較してみましょう。101校以上150校以下に差があるので、幹葉図で度数を数えてみましょう。(00011133479)←11都道府県が確認できました。

以上から、②が正解となります。

この問題のヒストグラムの高さは、微妙にずれていますよね。

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